華麗に乗り越えよう!45歳という壁(マインド編)
私がメイクセラピスト養成講座に入門したのは45歳の時でした。
今、振り返ると、普通の主婦から脱却だ!とか起業してかっこいい女性になろう!とか、そんな意気込みではなかったと思います。
「このままでいいのかな?」という気持ちがふつふつと沸き上がって、その気持ちを埋めるため、という理由がしっくりきます。
ただ、学んでいるうちに、自分自身が楽になってきたこと、周りの家族や友人との付き合いにも変化が起こり始めたことで、45歳の私にとって年齢を重ねることへの明るい道筋のように思えてきました。
そして、メイクセラピストになった今、私の元にたどり着かれた方の多くは同じような年代。同じように、エイジクライシス世代です。
- 50代が射程圏内に入ってきた
- 今までのメイクやファッションに違和感が出てきた
- 小さい字がぼんやり見えてきた
- 更年期という言葉に敏感になってきた
- 友人からの年賀状に「娘が成人式を迎えました」と書いてあった
見た目の変化だけではなくて、今までにない体の変化や環境の変化を迎えたのも45歳。
ただ、マイナスのことばかりではないです。以下のような、かわし方もできるようになってきたという方もいらっしゃいます。
- あまり、他人のことが気にならなくなった
- やりたいことはやっておこう、と思えるようになった(そんなにゆっくりしてられない)
- 自分の得意なことと、苦手なことがはっきりしてきたので、苦手なことはがんばらなくても人にお願いすることができるようになってきた
45年も自分と付き合っていたら、どうしたら自分が悲鳴をあげるかっていうことに、うすうす気づいてくるようになってきたのです。
人を羨んだり、嫉妬したり、そんな感情の後はどうしても自分が辛くなる、何度も経験済みです。
後でやろうって後回しにしてることは、結局、いつになっても出来ていない。
苦手なことを平気な顔をしてやっていると、ストレスが心身に出る。
何度も経験すると、自分が心地いい「ちょうどいいところ」がわかるようになってきますよね。
変な義務感で、がむしゃらとか、一生懸命とか、必死でがんばりますとか、
そんなことから解放されて自分らしさが出てくる。
45歳、ちょうどいいお年頃なのだ!
好きなこと、得意なこと、それがもしかしたら人のためになることかもしれませんね。
そんな時にこそ「がむしゃら」です!
華麗に乗り越えるには、日々の生活を丁寧に過ごすこと、心地よい環境に身を置くこと、そして少し先のビジョンを描くことだと思います
今の自分を好きになる、そこからはじめませんか?
次のステージが見えてきても怖くないと思う今日この頃です。