抑圧の蓋が開くと、本当の自分に気づく。

どうしていつも同じところで行き詰るんだろう?

と考えたことはありませんか?

何気ない発言が周囲に誤解を与えてしまったり、敬遠されてしまったり。

自分でも気づかない発言や行動、外見が「無意識」でその誤解の原因を作り出しているからかもしれません。

人の心の領域は、普段意識的に使われているところは5~6%程度しかないと言われています。

ほとんどが「無意識」の領域なのです。

子供のころに友達からからかわれた一言や、仕事で失敗した嫌な記憶、人には知られたくない嫌な感情、私たちは無意識に葬り去っています。

これを「抑圧」と言います。

抑圧は嫌な記憶だけではありません。

楽をしてはいけない、異性を好きになってはいけない、夢を追いかけてはいけない。

そんなポジティブな感情までも葬り去ってしまうことがあります。

抑圧は消えてなくならないため、ずっとずっと蓄積されていくのです。

そして抑圧に耐えられなくなると、心身に不調が出ることもあるのです。

自分の抑圧を知る→気づきが生まれる

メイクセラピーのカウンセリングは、本当になりたい自分を無意識の中に入って見つけ出していきます。

ある30代の女性は、今までメイクもしたことがなかったし、スカートを履いたことがない、とおっしゃってメイクセラピーを受けに来られました。

女性らしいスタイルは苦手。でも仕事で責任ある立場を任されるようになり、上司にメイクくらいしたら?言われたので困ってます…と。

そんな声、無視することもできたでしょう。

でも彼女は勇気を出してご自身と向き合うことを選んだのです。

カウンセリングをする中で、彼女は子供のころ、親から言われた一言にたどり着かれました。

「女らしくする必要はないよ」

その真意はわかりません。

でもその言葉が無意識に「女性らしさ」を遠ざけていたのだと気づかれました。そして、女性らしい華やかな自分になってみたい!と涙を流されたのです。

その後「華やかな中にも凛とした印象になるメイク」というオーダーでメイクを施しました。

抑圧の蓋が開くと、本当の自分に気づき、自分のことを認められて、自分のことを好きになる。だから人は変われるのです。

一つ一つ、蓋を開ける、そこから始めませんか?

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