承認欲求とメイクの関係
人は誰しも、他人から認めてもらいたい、気持ちや考えをわかってほしいという欲求があります。
子供も大人も、誰にでもある欲求です。
小さな子供は、親に褒めてもらいたくて「ねえ、ねえ、見て~」と得意なことをアピールしますよね。
社会に出ても、同僚や上司に認めてもらいたいと感じます。
「あ、そこの奥さん」と呼ばれるよりも、「○○さん」と名前で呼んでもらえる方が嬉しいですね。
自分のことを理解してもらいたい
大切に扱われたい
そう感じる生き物です。
これを承認欲求といいます。
承認欲求には大きく分けると2つのタイプがあります。
【他者承認】
他人から認められたい、賞賛や社会的地位、名声を得たい、注目を浴びるということで満たされる欲求です。
【自己承認】
他人の評価は関係ない。
自分で自分を認めたい、という欲求。
自分の可能性にチャレンジしたり、自分の夢や理想を実現したときに満足する欲求。
この自己承認できると心が満たされ、満足できる欲求です。
自分の外見が他人からどう見られているか、どんな評価をされているかによって自己承認の度合いも変わってきます。
メイクをすることもなく、服装にも無頓着、自分に構っていないと他人からも外見について褒められることはありません。
それどころか大切に扱われることさえも感じられません。
自分のことを大切にできない人に、何か頼みたいですか?
仲良くなりたいですか?
信頼しますか?
メイクセラピーでは、他人からの外見の評価が高まるように援助する目的もあります。
メイクをすることは外見が美しくなることだけではなく、信頼感を得たり、出逢いやチャンスが増えたり、見た目がもたらす効果は大きいのです。
その結果、自己承認が増し、もっときれになりたい、自分の魅力を開花させたいという気持ちも高まります。
他人の目を気にしない、という人こそ自分の外見には自信を持っているものです。